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「たまたま好きになった人が既婚者だった」
「出会うのが遅かった」
…自分の不倫を正当化したいのはよくわかるし
確かにそうかも知れません。
ただ、リスクのない「不倫」はあり得ません。
まず、第一に法的に訴訟対象になります。
実際に社内不倫していた女性が相手の奥さんに訴えられて多額の慰謝料を払ったというのは珍しくありません。
まとまったお金がなくても
分割でも清算しなければならないのです。
では、いったいどれくらいの慰謝料なのでしょうか。
この場合の慰謝料に明確な基準はなくケースバイケースで決まります。
参考までに過去の判例などを見てみると次のようです。
● 離婚にも別居にもならず夫婦関係継続なら、50万~100万。
● 別居に至った場合は100万~200万。
● 離婚に至ってしまったら200万〜300万
これはざっくりとした例です。
場合によっては「もう別れるということなので慰謝料請求は取り下げます」と言われる方がいます。
しかし、本当に別れさせようと思えば、しっかりと慰謝料を払っていただくことです。
取り下げた場合は、また不倫関係が復活することが多いのです。
さらには仕事を失うことだってあります。
妻帯者のいる相手と辛い恋愛をした上に
多額の慰謝料を払わないといけない…。
冷静になって一度しかない自分の人生を見つめたとき
そんなリスクを背負ってまでも愛すべき人なのでしょうか。
別れる勇気を持って距離をとったとき
違う人生が待っているはずです。
金の切れ目は縁の切れ目、まさにそんな言葉が浮かびます。
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